- しろ
- I
しろ【代】(1)かわりとするもの。 代用。
「借金の~」「御霊(ミタマ)~」「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが~にそへてだに見む/万葉 1642」
(2)材料。「壁~」
(3)代価。 代金。「飲み~」「翻訳の~に, 旅費さへ添へて賜はりしを/舞姫(鴎外)」
(4)あることのために必要な部分。「糊(ノリ)~」「とじ~」「縫い~」
(5)田地。 田。「~かき」「早乙女の山田の~に下り立ちて/栄花(根合)」
(6)古代・中世の田地の面積の単位。 稲一束を得る田の面積。 律令制では段(タン)の五〇分の一。IIしろ【子路】(前542-前480) 中国, 春秋時代, 魯(ロ)の学者。 孔門十哲の一人。 姓は仲, 名は由, 子路は字(アザナ)。 勇を好み, 孔子に献身的に師事した。 季路。IIIしろ【支路】えだみち。 わかれみち。IVしろ【白】(1)色の名。 太陽の光線を全部反射したときに感じられる色。 雪のような色。「~のネクタイ」
(2)犯罪の容疑がないこと。 潔白。 無罪。⇔ 黒「容疑者は~と断定された」(3)白い碁石。 また, それを持って打つ方。 後手。⇔ 黒(4)紅白に分けた組で, 白組の方。「赤勝て~勝て」
(5)何も書き入れてないこと。「答案を~で出す」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.